作詞:玉置周啓
作曲:玉置周啓
校長先生に逆らって
逃げ出してしまった日のことも
逃走本能に従って
走り出してしまっただけなのさ
勇敢なあの子は校庭に残って
赤いシャツの裾をつかんでいた
沈んでいく夕日の陰に君は立って
野球ボール
ちょうど一昨年の夏だっけ
舟に乗ってトビウオを見たよね
きっとカナヅチの君だって
身を乗り出して目をきらめかしてたのさ
勇敢なあの子は防波堤に立って
大ウツボの巣食う湾に飛び込んだ
西瓜を食べながら僕は鼻をすすって
テトラポットの上
勇敢なあの子は染めた髪を切って
白いシャツの襟を正していた
本当のところは誰も知らなくって
消えたグラブ
勇敢に見えたあの子だって
怖くなって動けなかっただけなのさ
とうとう我慢できなくなって
飛び込んでおしっこをしただけなのさ
歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。
Copyright (c) 2006-2024 J-Lyric.net