歌:藤川千愛
作詞:藤川千愛・高橋花
作曲:竹田祐介
あなたに恋している私に
はやく気付いて欲しいから
何を生贄に差し出せば
神様は機会(チャンス)くれるかしら
友達のひとりじゃなくて
特別な女性(ヒト)になりたいの
おまじない代わりの赤のルージュ
いつもより強く引いてみたの
苦くて不味かったビールの
味に慣れたころに知るの
どれだけ酔ってもあなたは
夢にすら出てくれないこと
鏡に映る私は
今にも泣きだしそうで
どうやって笑えばいいか
それすら思い出せないの
鏡に映る私は
今にも泣きだしそうで
不安ばかりが吹き響(とよ)み
もう吐きそうなくらいに
あなた不足
あなたに恋している私に
はやく気付いて欲しいから
なんにも知らないって顔で
いくつも恋の罠仕掛けてるの
あざといくらい蕩(とろ)めかして
それとなく香水(パフューム)を纏い
あたしの中の飢えた獅子が
茂みに隠れ牙を研いでいるわ
月夜の晩に浮かれ歩き
幻影とワルツを踏めば
煙草の煙の向こうに
柳の糸がゆらゆらと
ラッタッタ
誰も彼も
ラッタッタ
いつか砂に
ラッタッタ
束の間でも
ラッタッタ
狂い咲くわ
鏡に映る私は
今にも泣きだしそうで
どうやって笑えばいいか
それすら思い出せないの
鏡に映る私は
今にも泣きだしそうで
不安ばかりが吹き響(とよ)み
もう吐きそうなくらいに
あなた不足
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