歌:寺島惇太
作詞:寺島惇太
作曲:寺島惇太
出鱈目に絡まった
人の海を 漂い 浮かぶ僕は
流れては 逆らった
いつか 沈む時を ただ恐れて
右に倣って 笑うこと
教わるままに歩く 日々を
止めにしようと もがいた 微かな火を灯して
枯れた喉が鳴らす 言葉 今 届けるよ
強がってたんだ
誰より 好かれたくて
弱い目を隠して いつまでも踊った
借り物だった 事すら 忘れたのさ
昇る日と沈む日に 眩まされて
自分だけ 騙す 約束も
守れないままで 揺らぐ夢
昨日まで 寄り添った 人も
今は 違う顔 の ような
いくつも あって 濁る場所
変わらぬ者を 笑う 石を
蹴飛ばした先では 喉は潤せそうか?
渇いたまま 歌う声も 不図 愛せたよ
華やいでたんだ
誰もが 選びたくて
強い目を宿して その人は歌った
凝り固まった 心が 求めたから
届くように 行けるように 手を伸ばして
願う 今日の 意味を
揺るぎない 詩を
確かな希望など無くても
響く鼓動
強がった声も いつかは
弱い日々を変えるかな
選んだ この場所で 笑った
借り物だって 誇れば証なのさ
昇る日も沈む日も ただ 進むよ
この腕で ひとつ 守るもの
僕らに明かりを灯す夢
僕らの明日を繋ぐ夢
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