作詞:こだまさおり
作曲:藤末樹
一筋射した光の糸に 縋れないプライドじゃ偽物だ
踏みつけられた路地裏のすみ 現れた目映さに手をのばす
与えられた運命がただ 満ちるのを待っているだけじゃ
きっとすぐに足をすくわれる 失って気づいても遅いんだ
届かないほど焦がれた場所 掴めないほど欲しかった場所
願いかたも忘れそうに 遠くに見つめて
握りしめた拳のなか 今鼓動が熱を帯びる
零れそうなあたたかい光は 本物だ
目覚めることを怖れるように この夢は瞬きも惜しくなる
切り取った空の先がこんなに 広かったとひとつずつ噛みしめて
どうしようもないこともある 無力に打ちのめされながら
それでも不器用な今日が 輝きを現実に変えていく
守るほどに壊しそうで 奪うほどに求めそうで
うまくできないもどかしさで 喉が熱くなる
そっとひらく手のひらから うまれたての熱が伝う
路地裏へと優しく世界が 微笑んだ
届かないほど焦がれた場所 掴めないほど欲しかった場所
願いかたも忘れそうに 遠くに見つめて
握りしめた拳のなか また鼓動が熱を帯びる
孤独だった世界の終わりに たどり着く True world
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