勇者/YOASOBI 歌詞

YOASOBI「勇者」の歌詞ページです。アニメ『葬送のフリーレン』OP曲の歌詞の意味や背景、原作小説と楽曲の聴きどころを解説します。

「勇者」歌詞

歌:YOASOBI

作詞:Ayase 作曲:Ayase

まるで御伽の話
終わり迎えた証
長過ぎる旅路から
切り出した一節
それはかつてこの地に
影を落とした悪を
討ち取りし勇者との
短い旅の記憶

物語は終わり
勇者は眠りにつく
穏やかな日常を
この地に残して
時の流れは無情に
人を忘れさせる
そこに生きた軌跡も
錆び付いていく

それでも君の
言葉も願いも勇気も
今も確かに私の中で
生きている

同じ途を選んだ
それだけだったはずなのに
いつの間にかどうして
頬を伝う涙の理由をもっと
知りたいんだ
今更だって
共に歩んだ旅路を辿れば
そこに君は居なくとも
きっと見つけられる

物語は続く
一人の旅へと発つ
立ち寄る街で出会う
人の記憶の中に残る君は

相も変わらずお人好しで
格好つけてばかりだね
あちらこちらに作ったシンボルは
勝ち取った平和の証
それすら
未来でいつか
私が一人にならないように
あの旅を思い出せるように
残された目印

まるで御伽の話
終わり迎えた証
私を変えた出会い
百分の一の旅路

君の勇気をいつか
風がさらって
誰の記憶から消えてしまっても
私が未来に連れて行くから

君の手を取った
あの日全て始まった
くだらなくて
思わずふっと笑ってしまうような
ありふれた時間が今も眩しい
知りたいんだ
今更だって
振り返るとそこにはいつでも
優しく微笑みかける
君がいるから
新たな旅の始まりは
君が守り抜いたこの地に
芽吹いた命と共に

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「勇者」について

「勇者」は、旅の余韻と別れの記憶を抱く主人公の心を描いたスケール感あるポップチューンです。切なさと希望が共存します。TVアニメ『葬送のフリーレン』オープニングテーマとして制作され、原作小説『奏送』(著:木曾次郎、監修:山田鐘人)に基づいています。作詞・作曲・編曲はAyase。畳みかける言葉と推進力のあるビート、ikuraの清冽なボーカルが心に響きます。配信シングルとして発表され、のちにEP『THE BOOK 3』にも収録されました。物語性の高い世界観が共感を呼びます。


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「YOASOBI」について

YOASOBIは、コンポーザーAyaseとボーカルikuraによる“小説を音楽にする”日本の音楽ユニット。2019年結成。物語を原作とする楽曲群で支持を集め、『夜に駆ける』を皮切りに各種タイアップやライブでも存在感を高めている。

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