歌:澤田空海理
作詞:澤田空海理
作曲:澤田空海理
ねえ、かみさま?
のめり込めるわけでもなく、
割り切れるわけでもなく、
日記をつけている感覚。
いつか飽きるはずだった。
かみさまに出会った。
遠くへ連れていってくれる気がした。
想像より人の形をしていた。
祈りに似ても似つかない、
怒りのようなものでした。
綿飴を口に含んだ時には
決して無かったものでした。
私には過ぎた、身の丈に合わない、
贅沢の附けは払います。
だから、元に戻してください。
十年続けた野球は
今年で音楽が追い越した。
メッキが剥げていく感覚。
いつか辞めるはずだった。
生活に困った。
魂に大した値はつかなかった。
代わりにかみさまを差し出した。
光に似ても似つかない、
日陰のような人でした。
同じ目線の高さに救われた。
どんな秋波より目を奪った。
将来のことは未だに考える。
居場所はここではないだろう。
良い曲ってなんだろうか。
恋など歌うわりには
音楽にすら惚れられず、
煤けた線で絡まっている
この脳と付き合ってきた。
後先も、後始末も、
覆水を啜ってまで
やりたかったことがこれか。
それでも、歌詞は残ります。
一度吐いた唾は飲み込めず。
怒りに似ても似つかない、
晴れた日の木陰みたいだね。
もうあなたを見つめる視力もなくなった。
贅沢の附けは払う。払うから、
これ以上、ぼやかさないでください。
ねぇ、かみさま。
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