歌:月詠み
作詞:エポック
作曲:エポック
あの夏の劣等感に
僕は今日も縋ってる
埃被った何もない日々
溶け出した暮れにサイダー
またねって笑う君
僕等 嘘をつく
まるで偽物のようだ
この人生も 言葉も
日陰で俯く今日と
自尊心をゴミ箱に捨てた
落ちる夕景 藍の花 花火の匂い
いつからか忘れていく
月に群青
ねえきっと僕たちは光だ
暗い水の中で藻掻いている
喪失も永遠も知らないまま
ただ、今を歌っている
この生命で
何も変われない僕を
縛るだけのあの日の言葉も
忘れてしまえばいいと思うたびに
涙で滲んだ
繋ぐ手と手 暗い夜道 蛍が灯る
淡く先を照らして
月に群青
ねえずっとこのままでいたいんだ
二人、闇の中で手を繋いでいこう
失望も称賛も背負いながら
ただ今は歩いて行こう
ねえ?
嗚呼、きっと明日だって後悔を唄うけど
青く滲む夜を歩いていけ
月に群青
ねえきっと僕たちは光だ
暗い水の中で藻掻いている
喪失も永遠も知らないまま
ただ、今を歌っている
この生命で
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