歌:岡咲美保
作詞:40mP
作曲:40mP
今となっては過ぎたこと時計の針は戻らない
髪型も洋服も変えてみたけど
絆創膏 剥がせないまま
もう治ってるはずなのに
ひとさし指の掠(かす)り傷
忘れたくて だけど忘れられなくて
絆創膏 剥がせない
君にとっては嘘の色私にとっては本当の色
それですべて巧(うま)く釣り合っていたのにね壊したのはこの手だった
あの場所に あの時に もう一度戻れるなら
君の欠片(かけら)を拾い集める
少しくらい怪我をしても構わないから
時が経って
傷が塞がって跡形もなく綺麗になったってまだ痛みは記憶に残っていて
永遠に寛解(かんかい)しないけど
せめて明日(あした)は今よりもうちょっと自分のことを許せるように
そっと抱きしめて 夢を見る
君がいない夢を
グラスが飛び散って 体中を突き刺して
膨らんでく悪夢が心を蝕(むしば)む
全部君のせいだったらどれくらい楽だったろう
まだ檻の中でもがいている
その指に その声にもう一度触れられるなら
信じたことも 手にしたものも
すべてが剥がれ落ちても構わないから
花が散って 風が連れ去って跡形もなく消えてしまったって
たしかにこの場所で咲いていた
私にしかわからない 目印を残すように
時が経って 傷が塞がって跡形もなく綺麗になったって
まだ痛みは記憶に残っていて
永遠に寛解しないけど
どうせ明日も今と同じように自分のことを責めてしまうなら
いっそ苦しめて もう少し苦しませていて
傷跡を抉(えぐ)るように抱きしめて
この手で絆創膏 剥がせるその日まで
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