作詞:小池貞利
作曲:小池貞利
朝起きたら恥ずかしくなるから今の内に言葉を紡ごう
俺らくらいの歳は何かの片手間でないと交わせなくなる
こちら 9月 5日
いや、いつからか年を跨いで 1月
ベランダに出てシケモク吸って高速道路を眺めてたんだ
この風は特別なんかじゃなくてあの恋人たちの頬も撫でてる
誰にでも優しい風が今夜はなぜだか少し皮肉めいてる
俺の半径 1メートルのつまんねえ 1日は
誰にだって見せたくないが君なら少しは良いと思った
10年後なにしてんの?ってくだらねえ聞き耳は
シカトしちゃって早く寝よう
君の好きをひとつ、調べよう
淹れたてのこのコーヒーにひとさじのハチミツを入れる飲み方
聞こえる救急車のサイレンは時計の針の音に似ている
1分 1秒無駄に出来ない
でも俺の堕落、これは無駄ではない
全身に血液が駆け巡る、その割にかじかんだ指先
意識しての呼吸は難しい、意識し上手くいった試し無し
俺があの頃と変わったことはただ一つ
無意識へと意識してしまうこと
俺の半径 1メートルのつまんねえ 1日は
誰にだって見せたくないが君なら少しは良いと思った
10年後なにしてんの?ってくだらねえ聞き耳は
シカトしちゃって早く寝よう
君の好きをひとつ、調べよう
焼きたてのこのトーストにひとくちのジェラートを乗せる食べ方
何かが足りないと感じたとしても
何かが欠けてると感じたとしても
満ちている人間じゃなくても
生きている心地を感じれる青二才
変わらないで終わるもの、変わったって続くもの
どちらかって選ぶなら迷わず「続く」がいいと思ったが
10年後じゃなくて 20年後じゃなくて
明日になっておはようって言えるならそれでいい
俺の半径 1メートルのつまんねえ 1日は
誰にだって見せたくないが君なら少しは良いと思った
10年後なにしてんの?ってくだんねえ聞き耳は
シカトしちゃって早く寝よう
君の好きをひとつ、調べよう
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