作詞:小池貞利
作曲:小池貞利
春の風も夏の汗も秋の音も冬の祈りも
芽吹く風が一年生のあの長くて
シワひとつもないスカートをみたび揺らしてる
無垢な笑顔と戯けたポーズがフィルムの中へと収まる
そのままでもグレても愛らしいまま
ハイライトのないこのストーリーも
メンソールのようにスカっと弾け消えんだ
春の風も夏の汗も秋の音も冬の祈りも
ただあいつとならと思えたっけ
超ツイてるなって思った
まぁ明日はわかんないな
君の汗と夏の匂いとあと甘くてしょっぱい
屋台の混じり混ざった空気が好き
ファールボールが高く上がる時 ビー玉に抜かされた時
君が靴擦れをそっと隠した時に
春の風も夏の汗も秋の音も冬の祈りも
茜色に染まり始めた寂しそうに続く空も
ただあいつとならと思えたっけ
超ツイてるなって思った
まぁ明日はわかんないけどな
虫の楽団が鳴らしているあのアンサンブルに
文字を足す 歌へ為す
やや稚拙くらいがマスト
憧れはコスパの悪い魔法と知っているから
乾いた口笛で
四季を包んだあの泡沫にこの身を預け飛んでいきたい
春の風も夏の汗も秋の音も冬の祈りも
茜色に染まり始めた天真爛漫に続く空も
ただあいつとならと思えたっけ
超ツイてるなって思った
まぁ明日はわかんないな
鼻先の赤い老夫婦が
積もり積もった雪を掻く
氷柱の心も雪解ける
身近な奴だけの平和を祈って
鳴らす焦燥のブルース
全て忘れて春へとまた繰り返す
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