歌:五虎退(粕谷雄太)/南泉一文字(河西健吾)/小豆長光(川原慶久)/謙信景光(代永翼)/山鳥毛(井上和彦)
作詞:ミズノゲンキ
作曲:設楽哲也
さあさ 聞いておいで
そこゆく人
お天道様が空に高く
昇れば 束の間 憩いの時間
見上げる暇(いとま)も無いと言うか
ちとそれは 焦り過ぎじゃないかい
手持ち無沙汰にゃ気負いもせず
井戸端 縁側 歩いてみりゃ
変わらぬままで居る気がしたが
おや随分 歳を重ねたもんだ
ゆったりと 日陰で涼んで
見逃したものを探す隠れんぼ
美味なる甘味も 交わす盃も
いっぱいに満ち満ちてゆくように 心をこめて
おつかれさん 本日の務めも一丁上がり
これぞと持ち寄るは土産話
寝転ぶも良し 騒ぐも良し
明日を駆ける士気を上げようじゃないか
山がくれる豊かな恵み
海に運ばれるは潮の香り
どこか懐かしい とて新しい
また重なってゆく思い出がひとつ
久しい仲も肩を叩きゃ
千秋の思いも 忘れるもの
遠慮はいらぬと交わす言葉
両者とも 同じ呼び名のままで
さっぱりと 湯浴みのあとで
穏やかであれば気づく贈り物
培った学びや 触れ合った遊びは
しっかりと根を張り花を咲かせ 誇りを繋ぐ
おつかれさん 笑いと花火が打ち上がり
草臥れた身に沁みるは安らぎ
いざ繰り返し 来たる朝に
清々しい目覚めをあげようじゃないか
愉快なこの日は名残惜しい
とりとめもなく文に書き記し
祭りのあとに 撫ぜる風に
またいつか行う契りをひとつ
休みと言えどいずれ終わり
いつかふと想う過去へと変わり
みじかき光 であればこそ
負けないくらい今を楽しもうじゃないか
山がくれる豊かな恵み
海に運ばれるは潮の香り
どこか懐かしい とて新しい
また重なってゆく思い出がひとつ
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