ヒイラギリオ Fire*Flower(2023) 歌詞

歌：ヒイラギリオ

作詞：ヒイラギリオ

作曲：蜜蜂はち

曇ひとつない夜空に咲いた大輪の花が
君を彩ってはときめく僕　包む　火薬の匂い

「人混みは　そう苦手で」
俯く君　繋いだ手　祭囃子影で見てた浴衣姿　釘付け
絡み合った視線が締め付ける胸　吐きそうだ
期待させては落としていく崩壊してった自意識
僕だけの君でいて　ワルイ虫こんがり燃やそう
凄惨な結末はなるべくして　「なんで」なんでって
君を愛しているだけ

ねえ　回り回ってるってって　中毒みたい
回り回ってるってって　もう戻れないな
ねえ　君だけくれたら　僕悔いはないな
ねえ　狂り狂ってるってって　怯えないで
狂り狂ってるってって　もう逃がさないから
動機は不器用な純愛　焦げ臭いフレグランス

僕のいない未来予想図　ぶち壊すかシーソーゲーム
もうだってさ　君が好き　避けられたって関係はないよ
だって惹かれ合ってるでしょ　固く結んだ糸

睨む様に僕を見て　ワルイ子は躾が必要？
「怒ってる？」「応えてよ？」「無視するの？」「ねえ？」
柔肌を撫でては散るばっかの朱
ねえ　回り回ってるってって　猛毒　病
回り回ってるってって　重篤な恋
ねえ　君だけくれたら　僕悔いはないな
ねえ　狂り狂ってるってって　抱きしめても
狂り狂ってるって　もう動かない君
やっとだ君は僕のモノ　闇夜　彩った花

ねえ　回り回ってるってって　中毒みたい
回り回ってるってって　もう戻れないな
ねえ　君だけくれたら　僕悔いはないな

ねえ　狂り狂ってるってって　抱きしめても
狂り狂ってるってって　もう動かない君
ゆっくり冷めていったカラ　遠くの方　騒めく声
「サヨナラ」なんて　物言わぬ骸
もう一度灯す炎　瞬く間に焼き尽くして
僕ら包み込む　醜態の果てに
ねえ　焦げ臭い愛　跡形もないんだ

愛してるずっと愛してる