歌:小林私
作詞:小林私
作曲:小林私
花束を貰ってもどうせ枯らしてしまうから
楽ばかり選んでもその口実をむざむざ潰して見える底
そこそこの人生に少なくとも励ましはいらない
貴方が背を押した僕の眼前が断崖だとしたら
呆れるほど無様な秘密隠して たった一つ
明らかにしても今更非対称な線
想像の桟橋をかける労力の無駄を削減したこと
今更後悔したとてこの傷は癒えないし
毛頭分かってたこと、いつだって損してることごと
悉くそうしてる懊悩 どうぞ、もう疾うに陽光なども通り過ぎても
ごうごうと ごうごうと 滔々と鳴り出す風よ
ちょっと、もっと、いや、そっと降ろせその緞帳が
あられもない姿を別世界に連れ出していく
曖昧な境界ですら既体験の辺
残り火が跳ねて足の甲に落ちて
飛びずさってみてももうやけに、かゆい
明らかに何かおかしいと分かっていても
ただ黙って見てた 他人事に思えた
綺麗なものばかり見ていても仕方ないと
気付けば全てが美しく見えていたなら、なら、なら
洗い終えた馬の毛に紛れる羽虫の口先すら
殺めたくなるじゃないか 交わる点を書き出してみたい
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