歌:てとら
作詞:てとら
作曲:てとら
このくだらない僕の喜びを誰が信じてくれるでしょう
今頃凍えたこの街じゃ専らの噂なんだから
いつからか夜に眠れなくなってしまいました
好きでいたはずのことも次第に嫌いになりました
何が悲しくて今僕が泣いているのかを
何も知らないくせに何故笑いかけるのでしょう
人は皆同じだと誰かが唱えるもんだから
何をしようにも照れくさくて 絶えず不安でこのザマよ!
あなたと目が合うと情けなくてまた誤魔化し笑うのでしょう
その度至らないこの心が止め処なくて狂わしいのです
けれど最後に思います 母がくれた愛と品性を
友の強さに充てられて 終いにはでっちあげたデカダンス
ふらふら
ビル風に曝されて 割れるような頭の中
水溜まり越しに見えた嘲笑う魚の群れ
どれだけ胸の奥が張り裂けてしまっても言えずにいるでしょう
それでもあなたの横顔を一目見れるだけで良いのです
下劣な知恵比べやはしたなさが僕には足りないのでしょう
お高く留まってると言うけれどこれはプライドじゃないのです
この心を信じてくれるのなら
このままふたりで地獄まで落ちていこう
愛されること 愛し続けること
この歌が終われば もう思い残すことはないでしょう
このくだらない僕の喜びを誰が信じてくれるでしょう
今更凍えたあの街に帰ることも出来やしないのです
誰にも言えなかったこの弱さを でも気付いてもらいたかった
須らく愛してみせます さらば修羅の道
あなたの美しい横顔に僕は似つかわしくはないのでしょう
僕にはあなたの横顔を一目見れるだけで良いのです
眼のうらが焼ける喜びも僕には恐ろしいのです
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