作詞:浅井さやか(One on One)
作曲:和田俊輔
「オレは犬飼現八。悪党を捕らえるのが役目だ」
「どう見たってあんたの方が暗殺とかしそうだが…」
「オレが暗殺だと?!」
「だってなんか忍みたいな格好してるし」
「黙れ、悪党!」
「御用だー!」
「おい待て。おれは何もしていないぞ」
「悪党ってのはな、みんなそうやって言うんだよ」
「くっ……!」
盗み 放火 見逃さぬ
悪はオレが取り締まる
逃げても無駄さ
オレの長十手が
お前の行く手阻む
「……怪我はさせたくない」
「悪党がほざくな!」
嘘か 真か 見極める
悪はオレが追い詰める
隠れても無駄さ
隠れてなんかないだろ
嘘ついても無駄!
だから嘘じゃないって
「嘘じゃない!」
「うるさい!」
「信じてくれ!」
「……っ!黙れ黙れ!」
「……黙るのは現八の方かな」
「そこをどけ小文吾」
「現八だって気づいてるんだろう?彼が嘘をついてないってさ」
「………」
「気づいてるくせに引くに引けなくなったんだよね」
「……うるさい!」
「あははは」
「笑うな」
自分でも わかってるだろ?
早とちりな上に無鉄砲
強すぎる正義感と
高すぎる自尊心
「何をわかったことを……!」
そりゃあ わかるでしょ
双子のように育ったんだ
好きなもの嫌いなもの
全部知ってるよ
「逃げているという盗人と特徴が似ていたんだ」
「言い訳の前に……」
「なんだ」
「なんだじゃないだろ。……ほら、謝って」
「……あ、いや……別に」
「だめだよ。こういうのはちゃんとしないと」
「……悪かった」
「よくできました」
人違い捕物帖
これにて一件落着
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