純文学/ミーマイナー 歌詞

ミーマイナーの「純文学」歌詞ページ。
「純文学」は、作詞:さすけ、作曲:さすけです。

「純文学」歌詞

歌:ミーマイナー

作詞:さすけ 作曲:さすけ

「あいしてた」
そんな五文字に収まってたまるか
長編小説なのに
君からの返事は決まっていつも
つぎはぎ シンプルで
なんか悔しくなる

Hの濃さじゃ到底描けない
Bでもまだどこか物足りない
“君を描けない人生なんかいらない“
↑どうかしてる
升目も罫線も飛び越えていきたい
句読点すら逃げ出すような
裸の愛をください

もっと素直に言えたなら
深読みせずにイケたなら
バカみたいだ、君だけでよかった
書いては消して繰り返し
最後の強がりで五文字
送信した「さようなら」

「出逢った頃は、書き順を守って
正しく 愛し愛されていたよね」

ショートカットできない思いで
書き殴る黒は仰々しく
編集者も読者も置きざり
滲んだインク擦れる頃
純文学も終わる

もっと素直に聞かせてよ
推敲せずに出していいよ
バカみたいだ、私じゃダメなのに
何も語らぬ横顔
ずるいよやっぱり五文字だけ
返ってきた「ありがとう」

“誤字や脱字すら愛おしい”
そんな日々が、
いつしか二人にもありました。
パタンと音たて君は消えてった
付箋つけたまま…

今日は素直に言えるかな
文脈なんて無視してさ
「だいきらい」と

この期に及び強がって
薄い五文字を返しても
情けないな、行間が喋りだす…
脈絡もまとまりもない
ただの駄文だな

割愛できない渇愛が
君を描く 愛を描かせる
「あいしてる」

文字サイズ:
   
歌詞の位置:
 

ミーマイナーの人気歌詞

歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。

歌詞の検索方法 利用規約 J-Lyric.net について

Copyright (c) 2006-2025 J-Lyric.net