歌:171
作詞:田村晴信 作曲:田村晴信
あなたが僕に息を吹き込み
あの部屋を飛び出したところで
これといって何にもなかったね
自分の居場所を自分で捨てて
故郷ばかりを増やした
自分で決めたことなのに
大袈裟に泣きべそかいてるんだね
冷え切った シートに潜り込んで
当てもなく 遠くの町まで
知らない誰かに操られながら
気づかないふりをしている
あの頃望んだ場所がここだと
認めたくないんでしょ?
さっきまで見てた景色も
バックミラーの彼方
これから行くところの
名前も知らぬまま
ハイビームが照らすアスファルト
手繰り寄せては蹴飛ばして
何もかもわからないのに
底まで踏み込んだまま
あのころの俺たちの町は
お前のものだったと思うよ
少なくともお前といるときだけ
あの町はただの町だった
でもお前に憧れてたやつらを
お前は哀れんでたでしょう
手に入れては飽きてを
繰り返して
何もかも売り飛ばすか
かき集めたもの
捨てられずに
動けなくなってしまうか
オーダーメイドのしっぺ返しで
家路を失くしてしまった
どれも全部嫌だとしても
どれかしかないんでしょう
さっきまで見てた景色も
バックミラーの彼方
これから行くところの
名前も知らぬまま
ハイビームが照らすアスファルト
手繰り寄せては蹴飛ばして
俺もたぶん悪あがきで
駄々をこねているだけなのね
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