歌:tayori
作詞:raku 作曲:raku
夕暮れ 伸びた雲の背 立つ風は
微睡む明け方に似た
空の色を揺らす
ただ低く地を撫でるように
飛ぶ鳥の運ぶのは
雨の匂いか 明日の行方か
立ち昇るペトリコール
咽ぶような夏の面影
空に落ちた呼吸の礫
弾けた雲間を眺めていた
いつか二人がまた出会えたなら
ただ話そう 他愛もないこと
夏暁 錆びた高架線 青い空
なぞるように思い出せたら
また出会いに行こう
長く伸びた影一つ
はぐれた足跡が二つ
空を游いだ光を辿って
見つけた暗闇の待つ方へ
いつか二人が巡り会えたこと
ただ愛そう 戻れはしなくても
夢が醒めても息は続いて
動く足だけが前へ進んだ
目指す灯りは遠い雲の向こう
空に落ちた呼吸を掬って
弾けた雲間へと飛び立った
いつか二人がまた出会えたなら
ただ話そう 嵐のあとで
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