作詞:しぶやしげお 作曲:渋谷毅
きいろい木馬が空をとび
とびそこなって おちました
足が一本おれました
おれた木の足もえました
けむりが空へ のぼります
きいろいけむりが空をとび
やがて雲に なりました
それはきれいな雲でした
ながれて遠くへきえました
きこりはぼんやり 見てました
やさしいきこりが森の木で
木馬に足を つけました
きいろいペンキもぬりました
げんきになったきいろい木馬
ぼうやをのせて はねました
1979年の歌。「きいろい木馬」は、NHK「おかあさんといっしょ」で放送された物語性のある楽曲です。空を飛び損ねた木馬が壊れ、煙が雲へと変わって流れる情景を叙情的に映し、森のきこりが足を付け直し黄色に塗る優しさを描きます。失意から再生へ向かう展開が静かな旋律に寄り添い、最後は少年を乗せて跳ねる結末が温かな余韻を残します。木や雲など自然のモチーフが随所に登場し、やさしさと希望をやわらかく伝える一曲です。
おかあさんといっしょ13代目うたのおねえさん。
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