ホームタウンボーイ
※タワーレコード全店・アマゾン共通オリジナル特典 ステッカー
今作は従来の夜ストよりもシンプルかつストレートな歌詞の世界観で構成されており、それが聴いている者の心をグッと鷲掴みにされるような感覚を覚える。
変わってしまった世界に生きる人々の物語を夜ストは歌う。
絵空事は決して歌わず、リアルな言葉で現実を歌う。そんな連中は夜ストしかいない。
新加入のマキ子のコーラス及びボーカルも随所にフィーチャーされ、夜ストのメロディの素晴らしさをかなり引き立てている。
ルーツミュージックをベースにしながら、楽曲によって多彩な音楽性をみせ、なおかつこれぞ「夜スト節」というオリジナリティを見せる正しくワン&オンリーなバンド、夜ストの新たなる金字塔が生まれた。
こんな時代だからこそ、夜ストの歌はグッと来る。
1「そばにいて」は究極のラヴソングと言えるシンプルかつストレートな愛の叫びが秀逸。
3「テレサ」は正に珠玉のソウルバラード、5「オーレイン」の切なくも儚い世界観は涙無しには聴けない。どの曲も全て捨て曲無し。
そして何よりも11曲目「ホームタウンボーイ」のメッセージ性と夜ストならではの1本の映画を1曲に封じ込めたようなストーリー性はトンデモないクオリティの高さであります。
発電所で仕事する男と家庭の生活を物語風に描く世界観に何も感じない人は誰もいないであろう。それほどの名曲であります。
〈収録曲〉
- そばにいて
- ソウルバーニンラブ
- テレサ
- お前をはなさない
- オーレイン
- 新しい町
- あなたとシャララ
- ブギウギカントリーボーイ
- グッドラックと言おう
- レッツツイストアゲイン
- ホームタウンボーイ
- 砂浜
- 小さな恋人