on the border(通常盤)

on the border(通常盤)の紹介ページ。
2012年8月15日に面影ラッキーホールがリリースした「on the border(通常盤)」の収録曲情報などを掲載しています。

on the border(通常盤)

on the border(通常盤)

on the border(通常盤)

1992年創設。今や日本に現存する唯一(?)の非感謝系音楽実演家として知られる、X-RATEDノワール歌謡ファンクバンド。日本の知の巨人、故・吉本隆明氏をして「この人はうますぎるほどの物語詩の作り手だ」と言わしめたストーリーテリングと、小学生の替え歌レベルのメロディライン、幾多のヒット曲のバッキングをバイショー(ショウバイ)でこなしてきた高演奏力が織りなす敬虔なる不謹慎。 アンチエコな編成はヴォーカル、ドラムス、キーボード、ギターもコーラスもパーカッションも2人ずつ。後はベースにホーン隊にと、数えるのも面倒な計13人。
批評家・町山智浩氏、直木賞作家・道尾秀介氏、脚本家・宮藤官九郎氏、ほか識者大絶賛。メディア総スカン!


「夜にまぎれたあなたの嘘を、面影ラッキーホールは知っている」
作家 中村うさぎ

「おもしろいことは、ふざけてやっちゃいけないんです。 ばかばかしいことはまじめにやらないと、ひとつもおもしろくないんです」と、湯田温泉女将劇場の宮川高美・大女将は教えてくれた。
写真家 / 編集者 都築響一

「面影ラッキーホールは日本の大衆音楽史にあって、あきれたぼういずやトニー谷、森進一や青江三奈、ぴんから兄弟と殿様キングス、三上寛や友部正人、友川かずきや中島みゆき、ソー・バッド・レビューやビブラトーンズ(ビブラストーン)、そしてなによりJAGATARA、そうした先進がやりえなかったことを、あえて引き継いでいる歌謡ファンク集団である。人によっては安田明とビートフォークに近しいソウルと演歌の結合の妙を感得するであろう。しかしそれはバンドの一面である。面影ラッキーホールは米沢嘉博の大著『戦後エロ漫画史』を紐解くものであり、赤松啓介を音楽で読み継ぐ者である彼らは、ふざけるな、というかわりに、よいしょっ、というでもやるんだよの人々である。
湯浅学 (幻の名盤解放同盟 / 湯浅湾)

『面影ラッキーホール誕生20周年記念 ハタチの値打ちもない・成人式ツアー』
8月19日 東京 渋谷WWW
8月26日 大阪 心斎橋ジャニス

〈収録曲〉

  1. コモエスタNTR
  2. おかあさんといっしょう
  3. 制服で待っていて
  4. くちにだしてね
  5. ベジタルぶる~す
  6. wet
  7. 北関東の訛りも消えて
  8. 四つん這いスウィーツ
  9. レス春秋

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