濡れない音符
音が鳴り止んでもまだしばらく 音の余韻の中にいるような数年でした 濡れた髪を服を乾かしてくれたのは ことばであり音符でした
ー湯川潮音
● 2001 年のデビュー以来、クラシックやトラッドに根差したオリジナルな楽曲と透明感あふれる唯一無二の歌声で多くの音楽ファンを魅了してきた湯川潮音。その2010 年の『クレッシェンド』以来となるオリジナル・フル・アルバム。
●初のフル・アルバム『逆上がりの国』(2004 年)以来、これまでもたびたび湯川潮音作品を手がけ、その音楽性を深く理解する鈴木惣一朗(ワールド・スタンダード、ソギー・チェリオス等)のプロデュースで、未だかつてなかったほど自然体の「湯川潮音」を演出。
●素直に心地好い「かかとを鳴らそ」(MV 制作予定曲)等のアップテンポのナンバーから、叙情あふれる「りゆう」や「60 年後の灯台守」といったスロウ、極上のセンチメントが胸を打つ「光の中の家」まで、粒揃いの楽曲に加え、よりいっそう表情豊かになった歌声がじつにすばらしい!
●おおはた雄一の作詞作曲による、凛とした音世界が美しい「にじみ」、共作のworld’s end girlfriend のアレンジによる、ドラマティックな展開を見せる「笛吹きの少年」も感動的だ。
●最初の一音、一声から一気に湯川潮音の世界に引き込まれる、すべてにおいて最高と断言できる傑作が誕生した!
■参加ミュージシャン:藤原マヒト、伊賀航、徳澤青弦、中島久美、他
〈収録曲〉
- りゆう
- 羽のように軽く
- かかとを鳴らそ
- にじみ
- ラストシーン
- 光の中の家
- ニューヨーク
- 砂の鳩
- 60 年後の灯台守
- 笛吹きの少年
- その日わたしは