タイトルのないアルバム(紙ジャケット仕様)
昨年、初期5枚のアルバムをOriginal Mono&Stereo音源+Bonus Track(Mono音源)という構成で紙ジャケ仕様でリリース、好評を博した。ソニーに残した後期アルバム6枚についても再発の要望が多く寄せられた。6作目以降はMono Albumを制作していないが、今回は97/00年のリマスター&リミックスではなく、オリジナル盤発売当時のマスターを使用し、さらにMono音源を含む、Bonus Trackを可能な限り収録という構成を予定。既にアルバムを持っているファンにもアピールできる充実の内容。
9thとなる『タイトルのないアルバム』(1970年)はザ・バーズにとって初の2枚組アルバム。ライヴ・レコーディングとスタジオ・レコーディングからなる変則的な作品。しかしながら音楽評論家およびファンの間では後期ザ・バーズの最高傑作との呼び声も高い。ライヴ・サイドで圧巻なのがアナログ一面を使ってのインプロヴィゼーション溢れる「霧の8マイル」の名演だろう。スタジオ・サイドも未完に終わったロック・ミュージカル“ジーン・トリップ"からの名曲「栗毛の雌馬」をはじめ素晴らしいナンバーばかりだ。全米アルバムチャート第40位、全英第11位。【完全生産限定盤】Blu-spec CD 2、2013年最新DSDマスタリング、紙ジャケット仕様、歌詞・対訳/解説つき、CD2枚組※在庫がなくなり次第終了となります。
〈収録曲〉
- ラヴァー・オブ・ザ・バイユー
- 寂しき4番街
- ナッシュヴィル・ウエスト
- ロックン・ロール・スター
- ミスター・タンブリン・マン
- ミスター・スペースマン
- 霧の8マイル
- 栗毛の雌馬
- トラック・ストップ・ガール
- オール・ザ・シングス
- 昨日の汽車
- 飢えた惑星
- ジャスト・ア・シーズン
- テイク・ア・ウィフ・オン・ミー
- ユー・オール・ルック・アライク
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