歌:研ナオコ
作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一
口紅を落して いっそ女でなくなれば
心のいたみも少しは消えて行くでしょう
鏡にむかえば まだまだ未練が
ブルーのまぶたでゆれてる
私は私でそんな自分を憎みつつ
それでもやっぱり女の夢におぼれるわ
煙草のけむりがゆらゆら流れて
いつしか日ぐれにまぎれる
あなたが使うあてのない
枕に頬をすり寄せて
二三日死んだふり
しているしかみちがない
生れ変るならこの次は
きっと気まぐれな男でしょう
愛が消えたあとの
きまり文句なんて
いってる私も信じない
風吹くだけでも ゆれて傾むくやせた身で
不幸を背負って行くのはとてもつらいのよ
女を忘れて 口紅をふきとれ
それしかないわとつぶやく
あなたが好きといっていた
メロディばかり口ずさみ
真夜中の酔いどれを
気どっているしかないわ
生れ変るならこの次は
きっと気まぐれな男でしょう
愛が消えたあとの
きまり文句なんて
いってる私も信じない
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