歌:山内惠介
作詞:松尾潔 作曲:水森英夫
初めての旅行で買った そろいの珈琲カップ
いまどきペアなんて流行らない やめてくれよと照れるぼく
これがいいのと あなたは譲らなかったね
持ち帰ったカップは ぼくの部屋には派手すぎて 声をあわせて笑ったよ 笑ったよ
ふたりで飲んだカフェオレも ふたりで見てた夢さえも
すべて すべて知ってる珈琲カップ
三度目のケンカで割った あなたの珈琲カップ
カケラをかき集め泣いていた うしろ姿をおぼえてる
どうせ割るなら ぼくのを割ればよかったね
捨てぜりふにあなたは 濡れた瞳をくもらせて 何も言わずに出ていった 出ていった
ふたりじゃ狭いこの部屋も ひとりじゃ少し広すぎる
ひとつ ひとつ残った珈琲カップ
同じカップを あれからずっとさがしてる
見つからないからこそ いまも心の中にある いまもあの日がつづいてる つづいてる
あなたと飲んだあの味は 苦いだけではなかったよ
ふたつ ふたつそろった珈琲カップ
山内惠介は福岡県糸島市出身の演歌歌手です。2001年4月18日に「霧情」でデビューし、端正な歌声と艶のあるビブラートで支持を集めます。NHK紅白歌合戦にも出場し、「恋する街角」「さらせ冬の嵐」などのヒットで知られます。
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