Rain/大江千里 歌詞

大江千里『Rain』の歌詞ページです。1988年7月21日発売のアルバム『1234』収録曲です。

「Rain」歌詞

歌:大江千里

作詞:Senri Oe 作曲:Senri Oe

言葉にできず凍えたままで
人前ではやさしく生きていた
しわよせで こんなふうに雑に
雨の夜にきみを抱きしめてた

道路わきのビラと壊れた常夜燈
街角ではそう だれもが急いでた
きみじゃない悪いのは自分の激しさを
かくせないぼくのほうさ

Lady きみは雨にけむる
すいた駅を少し走った

どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
しぶきあげるきみが消えてく
路地裏では朝が早いから
今のうちにきみをつかまえ
行かないで 行かないで
そう言うよ

別々に暮らす 泣きだしそうな空を
にぎりしめる強さは今はもうない
変わらずいる心のすみだけで傷つくような
きみならもういらない

Lady きみは雨にぬれて
ぼくの眼を少し見ていた

どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
口笛ふくぼくがついてく
ずいぶんきみを知りすぎたのに
初めて争った夜のように
行かないで 行かないで
そう言うよ

肩が乾いたシャツ改札を出る頃
きみの町じゃもう雨は小降りになる
今日だけが明日に続いてる
こんなふうに きみとは終われない

Lady きみは今もこうして
小さめの傘もささずに

どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
しぶきあげるきみが消えてく
路地裏では朝が早いから
今のうちにきみをつかまえ
行かないで 行かないで
そう言うよ

どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
口笛ふくぼくがついてく
ずいぶんきみを知りすぎたのに
初めて争った夜のように
行かないで 行かないで
そう言うよ

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「Rain」について

都会の雨景色に滲む想いを、繊細な言葉とメロディで描いた一曲です。作詞作曲は大江千里、編曲は大村雅朗。初出は1988年7月21日発売のアルバム『1234』、のちに2022年5月25日に7インチで初のシングルカットが行われました。静かな余韻が長く共感を呼び続けます。


「Rain」のトピックス

懐かしくて歌いたくなる名曲|1970〜2010年代、秋のはじまりに聴きたい10曲

秋の風が心地よい朝です。

1970年代から2010年代まで、秋のはじまりに似合う“懐かしくて歌いたくなる名曲”を各年代2曲ずつ選びました。長く親しまれてきた曲を中心に、通勤・家事のBGMや夜の散歩、カラオケのウォームアップにも心地よく寄り添います。やさしく背中を押すメロディで、受験や就活、部活の節目にもそっと効くラインアップです。

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「大江千里」について

大江千里は日本のシンガーソングライター/ジャズピアニスト。1983年デビュー。代表曲に『十人十色』『格好悪いふられ方』『Rain』があり、ポップスとジャズ双方で独自の表現を切り拓いています。

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