作詞:中村 維俊
作曲:中村 維俊
風が雪かぶる 寒い冬の道路 我が子を抱いて歩く街路樹の横
所在無く立ち尽くすポストに「今年もヨロシク」と手紙を入れて
帰り道はいつものあの歌を。
まるで今この街は一つの水彩画
この場面 前も目にしたような
そう 僕が口ずさむ母の子守唄
我が子へと 我が子へと
届くかと届くかと届けよと
投げかけて投げかけて
眠れよと静かに寝顔を見せて
冬の星座を今夜 窓の中から見せよう
川の字で眠ろう。
泣いてばかりいるんだな 可愛げな顔をして
何か良いとか悪いとか分からないんだな
今しかないんだな こんな無邪気な姿
この時代に汚される前に・・・
「教えることなんて何もない お前の人生は俺のものじゃない
恥じないように生きてゆけばそれでいい。」
我が子へと我が子へと
注がれてく継がれてく
酒と父の言葉と 涙もろさ・・・
嗚呼 泣きそうだ・・・愛してる
愛しているから 今はそうやって 傷一つない心で
笑いかけてくれ
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