歌:高杉さと美
作詞:Satomi
作曲:家原 正樹
昨日から続いた 雨は止んで
低い雲の隙間
消えかけた月 少し滲んでる
窓から見た空に
降り止まない 雨はないのと
朝のにおいで感じる
羽根広げて風を集めはばたくの
雨上がりのこの空で
白く染まる朝の世界 抱きながら
消えそな月 目指す
やわらかな光 雲の隙間から
私を照らしている
窓を開けたら 不意に落ちてきた
雨の雫ひとつ
私の頬を滑り濡らしてく
まるで泣いたみたい
いつもより 少し優しい
陽射しが舞い込んでくる
羽根広げて風の中を翔(かけ)てゆく
もし傷ついていたって
大丈夫 今ならきっと飛べるはず
信じている ひとり
穏やかな風が カーテンを揺らした
私を撫でるように
いつもと同じ色した朝が来る
悲しみを 少しずつ 癒すために
羽根はきっとみんな背負っているんだ
つらい痛み 束ねて
気付いた瞬間(とき) 少し何か変わってく
優しくなる気持ち
羽根広げて風を集めはばたくの
雨上がりのこの空で
白く染まる朝の世界 動き出す
月はとうに 消えた
穏やかな風と ひだまりに抱かれ
浅い眠りのなか…
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