歌:朴路美
作詞:中山加奈子
作曲:西岡和哉
わかりあえるなら とけてゆけるなら
ほかには何もいらないとおもった
たどりついた 薄暗い部屋は 月明かり 浴びて
疲れ果てた ふたつの魂を 包んだ
生きてゆくことは 死に向かうことと
笑いあった あなたの顔がゆがむ
あなたの傷を わたしに見せて 赤くえぐられた痛みを分けてよ
こんなに身体を寄せあっていても 心は遠い
飛べないのは君のせいじゃない "運命"だよと むかし
羽の折れた 小鳥にむかって 教えた
愛し合うことは ふたつの命が
ひとつになることと信じてた頃
わたしの傷の おんなじ場所を あなたにもう一度傷つけてほしい
深い河のような その岸辺に立ち 生まれ変わろう
求めすぎるから 逃げてゆくんだと
伸ばす指の先で 明日が笑う
それでもこうして きつく抱きあうと
叶うわけもない夢が見たくなる
ふたりの傷を重ね合わせて そのままふさいでしまえたらいいね
そしたらふたりは 何が起きたって 離れないのに
時間の流れが瘡蓋のように 夢からわたしを引きはがす前に
もう一度きかせて 気休めのような 愛の言葉を
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