歌:flumpool
作詞:山村隆太
作曲:阪井一生
在りし日の 僕を知る人は この都会(まち)に 一握りで
故郷(ふるさと)じゃ 旧友(とも)たちが集い
蓮の葉が 水面(みなも)に萌ゆる頃
宛て先を失くして 舞い戻ったメール
贖(あがな)えぬ約束 重ねど
"幸せであれば"と 振り切る笑顔
拭いきれない憂いを ひとつずつ 吹き消しては僕ら
明日(あす)に何を残せるだろう
長いトンネルの先 無作為に踏み出せば
やがて光は 射し込むだろうか
曲がり角のない道は無いと 何度となく 言い聞かせて
善くも悪くも 身の丈を知って また迷う 枝分かれの前
誰も同じだけの 時間(とき)を過ごすのに
ふと自分一人が 思い出に
取り残されたような 気にもなるけど
向かい風を 全身で受け止めて それでも生きて行く
巡り着く いつかの路地
愛する人たちの 笑顔があればいい
空に願うよ 想いを馳せて
祈っても 縋(すが)っても 大切だった景色は
ひとつ またひとつ 風化してゆくんだろう
寂しくとも 残酷な時代(とき)に 希望探す
拭いきれない傷なら 胸に今 刻み付けて僕ら
向かい風を 全身で受け止めて それでも生きて行こう
明日(あす)は誰に出逢うだろう
長いトンネルの先 無作為に踏み出して
光灯る 場所へと向かおう
歩こう
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