歌:四人囃子
作詞:末松康生
作曲:四人囃子
あなたはわたしかも知れないと
ふと思ってしまうのは
なぜだろう
いつかずっとむかし
人間が空を飛んでいたころ
会ったことがあるような気がするから
いま、あなたは本の間に
優しさの木の葉をはさんでいるのを
知っている
あなたが淋しいとき
そばにいて うなだれた肩をじっと
抱いていたい
わたしがわたしであるように
あなたはわたしかも知れないと
ふと思ってしまうのは なぜだろう
いつかずっとむかし
その大きなつばさの中にしっかりと
抱かれたことがあるような気がするから
いま、あなたは厚い胸に
オルガンの音をひびかせているのを
知っている
あなたがうれしとき
そばにいて こぼれる笑顔をじっと
見上げていたい
わたしがわたしであるように
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