歌:メガマソ
作詞:涼平
作曲:涼平
泣きじゃくって、涙涸れて、静かになる四角い部屋。
「まだ一緒に居たかったの。」
呟いても。
―最初は、ただ思うだけで良かったはず。
あなたが振り向いて、予想外の事で。
いつしか私だけ、頭の端までも、あなたが全てだった。
他の何より大事。
―流れる日々の中、喧嘩とかもしたし、でもそれもなくなって。
無関心が増えた。
―曇りの昼、小さい部屋、別れは突然。
泣きじゃくって、しがみついて、でもあなたは困っていて。
なのに、駄目ね。
私、理解できなかった。
もう二度と恋なんてしない。
私、ずっと一人でいい。
でもね、駄目ね。
あなた見たら、また恋する。
北から飛ぶ渡り鳥は、少しの春を優しく私の手で過ごして、
また飛び去ってゆく。
最初からもしわかっていたのならば、何も近寄ることはなかったでしょう。
『めぐむ御運命、北空に泣くの』とわたし呟く。
帰りたくて電話鳴らす、出ないあなた、でも好きなの。
だから、駄目ね。
私、いつも待ってばかりで。
最後に迷惑かけたい。
逢いに行って、待ち続けたい。
でもね、駄目ね。
私、嫌われたくないよ。
泣きじゃくって、しがみついて、でもあなたは困っていて。
なのに、駄目ね。
私、理解できなかった。
もう二度と恋なんてしない。
私、ずっと一人でいい。
でもね、駄目ね。
あなた見たら、生まれ変わっても、逢いたい。
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