歌:天野月
作詞:天野月
作曲:天野月
幾千の時間を刻み
鈍い光を放つヴィンテージみたいに
小さな綻びじゃ揺るがないものを
目指したはずだった
いつからズレてたんだろう
きらめく街灯りに戯れて
重たい雲に覆われた空さえ
見えなくなってた
どんな言葉も
どんな約束も
使い古されてる
もう一度出会おう
あの日見ていた
ふたりのシナリオに
あふれる
この想いだけ
両腕で掬い上げても
夢を追って 夢に追われ
てのひらから滑り落ちてく
あなたに届けたいよ
しあわせ色した空事でも
あたしは何度もあげる
描き続ける
終わりがなくても
見栄張って生きてきたね
蹴落とされてく度に噛み付いて
大事なものを切り落としながら
勝った気になった
愛しい面影
まばゆい季節に
心を重ねても
前にはいけない
だから笑うよ
光なき道でも
あふれる
悔しさなど
この足で踏みつけてゆこう
夢を追って 夢に追われ
浮かれるまま踊っていたい
あなたに届けたいよ
破れてしまった落書きでも
ふたりが出会った意味に
重ねた日々に
答えがなくても
溜息を吐いた数だけ
かなしい出来事があるなら
神様に見付からぬように
ここであなたの傘になる ずっと
あふれる
この想いだけ
両腕で掬い上げても
夢を追って 夢に追われ
てのひらから滑り落ちてく
あなたに届けたいよ
しあわせ色した空事でも
あたしは何度もあげる
描き続ける
終わりがなくても
終わりがなくても
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