歌:城太郎
作詞:城太郎
作曲:城太郎
明日には言えるような気がした
バスは揺れながら春をゆく
目を閉じて最後の絵を描いた
水彩に滲むはしゃいだ頃
雨のように花が降ってゆく
黒い髪がなびく 胸の音で目覚める
桜の雨 僕は君を探してまた繰り返し
繰り返して笑う
さよならまたいつか会えた時にも
きっと笑うよ
三月の君はすごく綺麗で
やわらかい月に打ち明けて
届けたい言葉を編んでも
花びらを数えても 季節は歩いてゆく
時をとめて君を連れ去ってしまいたい
雲を裂くあの鳥のように
さよならまたいつか会えた時には
きっと笑ってみせるよ
ノートの罫線をこえて
あふれてゆく花びら さよなら
桜の雨 僕は君を探してまた繰り返し
繰り返して笑う
さよならまたいつか会えた時にも
きっと笑うよ
桜の雨 どこへもゆけず落ちてまた繰り返し
繰り返し咲いてゆく
泣いた夜も笑いあえたあの日もきっと忘れない
ずっと忘れない
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