歌:三月のパンタシア
作詞:すこっぷ
作曲:すこっぷ
焦げだした夕焼けに
溶け合うような匂いがして
今日はなんだろうねと
足取り軽くなった
知らないことばかりで
忙しく日々は過ぎていくから
こういう時くらいは
ゆっくりしたいな
香ばしい香りに
笑い声響いてる
こんな居場所があるのが
何よりも嬉しくて
まばたきひとつひとつに
映し出されたものを
忘れないようにそんな想いと
しあわせ膨らませて
想い出ひとつひとつが
乾いていた心に
喉を伝って染み込んでいく
あたたかい記憶が
いつまでもずっと
窓から漏れてくる
月の灯りを眺めていると
今日も楽しかったなと
微笑みこぼれた
些細なことだけど
誰かのために生きることを
気付かせてくれたんだ
誰よりもそばで
深く静まる
寝付けない夜更けに
ちいさく呟いた
いつもありがとうって
明るく笑った声を
いつの日も聴いていたくて
子どもみたいに目を輝かせ
話してくれたことを
優しくなだめた日も
嬉しくて泣いた日も
心の中に描き足していく
確かな記憶を
切り取って
大切な
この時を
貼り付けて
彩って
この瞬間を
まばたきひとつひとつに
映し出されたものを
忘れないようにそんな想いと
しあわせ膨らませて
想い出ひとつひとつが
心の隅々まで
色鮮やかにきらめいていく
あたたかい記憶が
いつまでもずっと
切り取って
大切な
この時を
貼り付けて
彩って
この瞬間を
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