歌:くじら
作詞:くじら
作曲:くじら
濁してく 日々を濁してく
磨りガラスあけても
まばらに浮かぶ雲を眺めてた
揺れる急行
歪に綺麗に積まれた箱で僕ら生きている
シチューの具合を見に行く君の足音
どんな音楽でも消せない
夢の中で溺れるような足がすくむような
ここを抜けていのちのせんたくを
鈍い光を放った
当たり前と呼ばれるまで
いつかまた振り出しに戻される
誰かの不幸を願う度
毒を飲んでいることに気づかないままで
気づけないままで
忙しない生活に
夢の中で溺れるような足がすくむような
ここを抜けていのちのせんたくを
壁に写る花の陰
薄づきの匂い
褪せるグレーのTシャツにて
夏は油絵を落としたように
揺れている
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