歌:鯨木
作詞:青屋夏生
作曲:青屋夏生
名残惜しむように今日が続いて
明りが灯るまでの
曖昧で穏やかな時間に
熱の引き切った
幕が下りた舞台の上で
明日の演目を踊ろう
夜が明けるまで
息が切れるまで
今日はお別れ
また逢う日まで
街を包む祈りの海の中を泳いで
明日にたどり着いたら
また「おはよう」を言うよ
それまでどうか良い夢をおやすみ
胸が躍るような明日を想って
ときめく人生の
隙間にパッと開いた静寂に
29時のランドリー
バイパスを照らす自販機の灯り
素敵な寄り道を楽しもう
誰もいない公園
電波塔の裏の月
ぼくらの日々が途切れぬように
街は眠る 二度と来ない
今日を想って
明日はなにがおこるかな
さぁこれからよろしくね
初めて出会った頃みたいに
昨日吐き出せなかった
言葉がまだ胸で燻って
未だ眠り続ける街に溶けた
公団の足元白くぼけた街灯の下で
生活の裏で 浅い夢の中で
それぞれの夜明けを待っていた
今は瞬いている星が眠れば
ぼくらの街に朝が降るね
このくだらなくも愛しい
繰り返しの中で
笑い合っていたい
街は巡る
出会い別れる日々を
想って 明日も
繰り返してく
今日の日にお別れを
さよなら
いつかまた逢う日まで
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