歌:ゆず
作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁
代官山の歩道橋の上から 眺めているのは
変わらぬままのオレンジの夕陽 街を染めてゆく
お金はないが持て余した時間 夢ばかりが膨らんでた
すれ違う若者達に あの頃の僕らを重ねて
古着屋めぐって抱えた荷物 くたびれてベンチに座って
寒空の下の公園だってずっと語り合えた
いつかこの街に住んでみたいなと瞳を輝かせながら
午後ティーをカイロ代わりに互いの手を暖めた
「言わんこっちゃない」って
誰かが言ったって 知らんぷりして
聞こえないフリしてた
「そんな事ない」って
描いた未来 不安さえからかって笑ってた
遠ざかるあの日の影
あんな大人になりたくないと言っていた大人に
一歩また一歩 確かに歩みは進んで行くけど
若気のいたり!今の方がずっとマシな暮らしさ
なのにふいに あの頃がうらやましく思えたりして
東横線に揺られながら 片っぽだけ差し出したイヤホン
聴かせてくれたブリティッシュロックに憧れを抱いて
カッコいいのかカッコ悪いのかで世界の全てを決めては
スリ減ったブーツでタバコをふかした 街の片隅で
いらん事ばっかして
呆れられたって わかんなくったっていいさと強がった
損か得かなんて
「どうでもいいじゃん」って 楽しければそれが答えだった
聴こえてるかい?自由の声
Ah 歯車は回る きしみながら休む事なく
もう戻らない 時は行く 僕らを乗せて
「言わんこっちゃない」って
誰かが言ったって 知らんぷりして
聞こえないフリしてた
「そんな事ない」って
描いた未来 不安さえからかって笑ってた
「変わっちゃったな」って
あの日の君が 今の僕を見たら笑うかな?
「そんな事ない」って
大切な物を守りながら 今日を生きて行くんだよ
遠ざかるあの日の影
もう行くよ 明日へと続く道へ
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