歌:里見浩太朗
作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし
稚児を抱きしめ 慈しむ母子に
春の風が 季節を運ぶなら
散り急ぐ夜桜 人の世を妬まず
恋したまま 花として終れ
授かった生命が ひとときの夢なら
いつの日か哀しみに 返すけれども
陽が昇り あしたも 愛する人がいるならば
くちびるに…桜の唄を
風車まわして 夕やけに遊べば
若き日々は 青春のまわり道
少年の心は 風よりも切なく
何処に生れ 人として生れ
盛夏の日の蜃気楼 追いかけるだけなら
潔い死に方を 探すけれども
陽が沈み 隣に 愛しき人がいるならば
くちびるに…子守唄を
授かった生命が ひとときの夢なら
いつの日か哀しみに 返すけれども
陽が昇り あしたも 愛する人がいるならば
くちびるに…桜の唄を
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