歌:大塚純子
作詞:工藤順子
作曲:伊秩弘将
この街で僕はまだ立ち止まれない
電話さえしないけど ほんとうは違う
よろめく 階段 夜明けの駅
思い出す 自転車に乗れたあの夏
あなたの手に支えられ ペダル踏み出した
夕暮れ 川辺の 小さな道
あれからもう何年も
一人で走っている 人混みの中を
大きな手を離れて ふらつくハンドルだけ
握りしめている
足ばやの人波に身をまかせている
振り向けば 想い出に
足を取られそうさ
朝日が 眩しい 電車の窓
あれからもう何年も 一人で迷っている
遠いこの街で
あなたの手を離れた あの夏の自転車は
走り続けてる
僕は優しさに 耳をふさいでいる
夕陽に 小さく 手を振る影
あれからもう何年も 一人で走っている
人混みの中を
大きな手を離れて ふらつくハンドルだけ
握りしめている
あれからもう何年も 一人で迷っている
遠いこの街で
あなたの手を離れた あの夏の自転車は
走り続けてる
今でもうしろから 呼ぶ声がきこえる
僕は優しさに 耳をふさいでいる
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