歌:クリスマスソング
作詞:Traditional
作曲:Traditional
もろびとこぞりて むかえまつれ
ひさしくまちにし しゅはきませり
しゅはきませり しゅは、しゅはきませり
あくまのひとやを うちくだきて
とりこをはなつと しゅはきませり
しゅはきませり しゅは、しゅはきませり
このよのやみじを てらしたもう
たえなるひかりの しゅはきませり
しゅはきませり しゅは、しゅはきませり
しぼめるこころの はなをさかせ
めぐみのつゆおく しゅはきませり
しゅはきませり しゅは、しゅはきませり
へいわのきみなる みこをむかえ
すくいのぬしとぞ ほめたたえよ
ほめたたえよ ほめ、ほめたたえよ
「もろびとこぞりて」の歌詞はとても難解です。使われている言葉の難しさもありますが、歌詞の内容もとても宗教色が強いため、聖書を読んだことがないと理解が難しいかもしれません。ここでは、特に難しいと思われる言葉について解説します。
「諸人こぞりて」=みんなで一緒に集まって
「迎えまつれ」=迎えて、神として讃えなさい
「久しく待ちにし」=長い間、待っていた「主は来ませり」=主(しゅ・神)が、今来ます・着きました。
「悪魔のひとやを」=悪魔の人牢=悪魔が支配している人(人間)の世界
「捕虜をはなつと」=悪魔に支配されていた人(人間)を解放すると
「この世の闇路を」=思慮も分別もきかない状態の「この世」今の世の中を
「照らしたもう」=照らして下さる
「もろびとこぞりて」は、讃美歌112番、カトリック聖歌654番に収録されています。日本では、英語の「Joy to the world」の歌詞と一緒に歌う曲もありますが、「もろびとこぞりて」の歌詞は、原題「Hark the glad sound」の訳詞で、「Joy to the world」の訳詞は「民みな喜べ」(たみみなよろこべ)として同じメロディーで讃美歌集、聖歌集に収録されていますが、「もろびとこぞりて」と「民みな喜べ」の歌詞は全く別のものです。
歌唱用の楽譜では、ハ長調、4/4(4分の4拍子)、テンポは♩=90~120程度とされているものがありますが、比較的ゆったりとした♩=96程度で歌われることが多いようです。
ハ長調の時の歌い出しの音はド(C5=二点ト)で音域は、ド~ド、C4~C5(一点ハ~二点ハ)と丁度一オクターブで、讃美歌や聖歌として多くの人にとって歌いやすい音域となっています。
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