泣けるうた特集｜涼しさとともに沁みる12曲
秋の涙に寄り添う歌を。
9月までの暑さがやわらぎ、朝夕の風に季節の移ろいを感じるいま。静かな時間に合う“泣ける曲・泣けるうた”を、重点アーティストのJ-POPから厳選しました。恋愛や家族、友情、言葉にならないもやもやまで受け止めてくれるバラードを、秋の夜長の相棒にどうぞ。
Mrs. GREEN APPLE「Soranji」
2022年、映画主題歌として大きな共感を呼んだ穏やかなバラードです。やわらかなピアノと伸びやかな歌声が、喪失の痛みと祈りのあいだにある静かな強さを描きます。
大切な人を思い出す瞬間に、胸の奥の温度までそっと抱きしめてくれる一曲です。
Official髭男dism「115万キロのフィルム」
2018年、アルバム『エスカパレード』収録曲です。映画のフィルムにたとえた日常へのまなざしが、時間の尊さを静かに照らします。
写真フォルダをめくるように、思い出がにじむ“泣ける”名曲です。
King Gnu「The hole」
2019年アルバム『Sympa』のフィナーレを飾る壮大なバラードです。余白の多いアレンジが、言葉にならない感情を受け止めます。
静かな夜に目を閉じて聴くと、涙の居場所が見つかるように沁みます。
米津玄師「カナリヤ」
2020年、『STRAY SHEEP』収録の静謐な名曲です。ささやく歌声とピアノが、手放す痛みと微かな希望を丁寧に見つめます。
言えなかった言葉が喉につかえる夜に、そっと涙を連れてきます。
back number「瞬き」
2017年、映画主題歌として広く知られるバラードです。当たり前にそばにある“幸せ”の輪郭を、やさしい旋律で描きます。
まぶたの裏の情景とともに、温かい涙がこぼれる一曲です。
SEKAI NO OWARI「umbrella」
2020年、ダブルA面シングルの一曲です。雨の情景に寄り添うメロディが、濡れた心にそっと傘を差すように包みます。
帰り道に小雨が落ちる夕方、足取りをやわらげてくれる優しいバラードです。
Aimer「六等星の夜」
2011年デビュー作の表題曲です。小さな光に自分を重ねるような繊細さが、孤独にそっと寄り添います。
窓辺で空を見上げる時間に、涙をやさしい余韻へと変えてくれます。
LiSA「炎」
2020年、映画主題歌として世代を越えて支持された一曲です。燃えるサビと静かな表情の対比が、別れを抱きしめる強さを引き出します。
涙の温度と向き合う時間に、前へ進む力を思い出させてくれます。
あいみょん「愛を知るまでは」
2021年、ドラマ主題歌としてオンエアされたミディアムです。未熟さや不器用さを肯定する言葉が、等身大の心に寄り添います。
言葉にならない不安を連れて歩く朝夕に、視界を少し澄ませてくれます。
Saucy Dog「いつか」
2017年、1stミニアルバム収録の切ないバラードです。届かない想いと現実のあいだで揺れる気持ちを、弱さを否定しないまなざしで描きます。
うまくいかない日の終わり、深く息を吐きながら聴きたくなる一曲です。
マカロニえんぴつ「ブルーベリー・ナイツ」
2019年、夜の静けさに滲む恋心を切り取るミディアムです。余韻の長いメロディと言葉が、胸に淡い痛みを残します。
遠回りの帰り道に、心の整理を手伝ってくれる“泣ける”定番です。
緑黄色社会「花になって」
2023年、アニメ主題歌として注目を集めたナンバーです。淡い希望の光を手繰り寄せるような展開が、涙のあとにそっと前向きさを残します。
午後のやわらかな光の中で、深呼吸と一緒に聴きたくなる新定番です。
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