歌:虚空雲
作詞:近江賢介/鯨井良征/chacha
作曲:近江賢介/鯨井良征/chacha
ひっそりと咲いた 一輪の花が
いつからかため息を摘み取ってくれた
溢れる泪 身体に浴びて
悲しみを優しさに変えて くれる
はじめて出会った日は 少し小さな箱を置いて
無邪気に紡ぐ君の糸 ただまっすぐに見つめた
覚束ない夜に気付けば 君を思い受話器を取る
流れ出したはずの回路は 記憶の壁で遠回り
迷子になって 彷徨う小道に
ひっそりと咲いていた一輪の花が
溢れる泪 身体に浴びて
少しずつ愛しさをくれた
心に朝が来る 素直になれた夜の後は
近くに温もりを感じ 早足で駆け寄った
今までとは違った時間が ふたりの間を埋めていく
窓際の陽も花を照らし 鮮やかな赤が身を包む
迷子になって彷徨う小道に
ひっそりと咲いていた一輪の花は
名前もない ただ赤い 花
でも愛しさと安らぎをくれた
ひっそりと咲いた 一輪の花が
いつからかため息を摘み取ってくれた
溢れる泪 身体に浴びて
悲しみを優しさに変えて
愛した過去は 現在愛するために
ゆっくりと芽を育て 花を咲かす
迷子になって彷徨う心に
愛しさと安らぎをくれた
赤い花 心に咲く花よ 背中を押して
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